セミナー受講時はお世話になりました。

先月初めにコルマールに戻ってから冬の学校休みの期間に入ったため、ホテルのマッサージ客が多く忙しい状況でした。さてコロナウイルス、これは何だかわからないですね。未だ発生源も突き止められてないということで。

周囲や報道などのことを書きますと、戻りの便でフランクフルト空港に降り立って(2月5日)以降は、マスク姿の人もほとんど見かけることなく、周囲もマスコミも冷静な感じ、新聞もトップ記事ではなく、2~3番目くらいの扱い。やはり、日本が騒ぎすぎの嫌いありか…と思ってました。しかし先週あたり、イタリアで感染者激増の報道の頃から、どうも様相が変わってきています…。この時期、欧州各地ではカーニヴァルが開催されるのですが、中止が相次いでいます。ウチでよく行くスイスのバーゼルのカーニヴァルも中止になってしまいました(明日からの予定でした)。フランスでも感染者増加とのことで、ルーブル美術館も閉まったようです。
こちらでは学校の冬休み(2月に「冬休み」があります。年末年始は「クリスマス休み」です)が終わって、フランスでも感染者数が増えてきた関係もあり、学校や習い事の先生が、休みの期間中に、イタリアや中国、韓国などに行ってないかと親に聞きまわっています(今のところ日本は入ってませんでした)。こちらアルザス地方では二週間の冬の休みが終わって、明日から学校が始まります。

コルマールから列車で30分ほどのストラスブールで何人か感染者が出てきているようで、日本と同じようにこれから何がどうなるかわからないといったところですが、相変わらずマスクしている人はほとんどいません(習慣がないんで…)。マスクが、トイレットペーパーが…といったパニックは今のところないですね。今日、大きなスーパーに行きましたが、それでもやはりマスクしてる人はいませんでした。トイレットペーパーも豊富にありました。ただ、これから何がどうなるかはわからないですね。

我々の仕事が接触の仕事なので、今後の影響について同僚と心配し始めています。
経済状況や先行きの不安、旅行控えでの観光客減少も打撃になります。
あまりこのことを考えていてもどうにもなりませんが、気にせざるを得ない状況に追い込まれているのは何ともストレスですね。

以上、まとまりのない文章になりましたが、こちらも日々状況が変わってきているようですので、またリポートさせていただきます。


☆投稿者紹介☆
七五三裕行(しめ ひろゆき)/
ドイツとの国境近くアルザス・コルマールに在住。コルマールはワイン街道と歴史的な建造物で有名な観光地で、現在ホテルに隣接したマッサージクリニックで指圧治療に従事。今年も1月~2月に日本に帰国された際、当会で経絡指圧セミナーに参加されました。                                                                      七五三